高齢化率の上昇、少子化、医師不足、看護師不足、認知症患者の増加、病院の赤字経営など、医療福祉に関する今後のワードは問題が多い。どれも深刻で、すべての国民にとって身近な問題であり、考えていかなければいけない。問題が様々ある中で、私は、高齢化率の上昇に伴い認知症患者の増加について考えたい。
高齢者の増加に伴う認知症患者の増加
現在勤務する病院でも、ほとんどが75歳以上で、半数以上が認知症を患っており、看護師は日々対応に追われている。もっとも、地域的に高齢化率が高くそれに伴い入院患者の平均年齢も高くなり、100歳以上の入院や手術も稀にある。70代の入院でも「75歳か、若いな」と思うくらいだ。それぐらい入院患者も高齢化している。
高齢化は年齢を重ねることで必ず訪れるものであり、防ぎようがない。しかし、認知症は防げたり進行を遅らせる事ができる。昨年、看護管理者ファーストレベルの研修に参加し感じたことの1つである。病院では医療の提供をするだけで、地域との関わりが少ない。もちろん、外来看護師や透析看護師など一部は退院後に訪問したり、地域と関わることもある。しかし、多くは入院するころには、すでに認知症を患っており、医療者の業務負担となっていることが多い。私は、この入院するまでの医療福祉を充実させて、入院する時は、病的な要因で治療、看護に専念きるようにさせたいと願っている。入院前、すなわち地域の時点で認知症の予防、早期発見、身近で助け合える環境づくりが整えば、認知症患者の増加を阻止することができ、入院は治療と看護に専念できることにも繋がるのではないかと考えている。
地域の役場からも認知症に関しての取り組みがされていることは知っている。体操や、学習会、講習など様々な取り組みがされており、私も参加して内容を共有していきたい。そして足りないものを、見つけ出し、地域に貢献していきたい。今の時代は予防医療に目を向けていきたい。

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