急性期病棟と手術室の合併

病院の危機に伴う病棟編成

当院は2年前に一病棟を閉鎖した。病院の赤字経営、患者数の減少と看護師不足、医師不足の為である。現在の病棟編成は、急性期病棟、地域包括病棟、療養病床、回復期リハビリ病棟の4病棟である。急性期病棟は外科、内科、整形外科、歯科の急性期の患者が入院し、主に緊急入院や手術を受ける患者、重症患者などが対象である。私は現在、この急性期病棟で働いている。そして、今年の10月から、手術室と急性期病棟が合併し、手術室で働く看護師は急性期病棟の看護師となった。そして、手術がある場合には、手術室経験者しか対応できないため、元手術室看護師はほぼ日勤で出勤し、いつでも手術に対応できるような体制となっている。しかし、毎日日勤とういうわけにもいかず、月に1回から2回の夜勤もあり、手術、病棟業務、夜勤とオールラウンドに動かなければいけない状況である。

病棟編成に伴い負担になる看護師

急性期病棟で手術室経験者の人数は10人である。その中の2人は手術室業務から離れて、1年半と2年である。当たり前であるが、手術業務に対しての不安、病棟業務や夜勤の兼務に対しての不安の訴えが聞かれた。手術室看護師からも慣れない病棟勤務と夜勤に対しての不安の声が聞かれる。今後は患者減少や医師不足などにより手術件数が減ることも予測される。手術と急性期病棟の合併が、正解なのかはまだ分からない。手術室経験者にも限りがあるため、今後このスタッフ達は他の病棟への異動は難しいであろう。それもまた、ストレスとなってくることが予想される。手術件数が少なくなり、繰り返し経験して覚えていかなければならない技術を新たに教育していくのも今後は難しくなってくるだろう。そのためには、新たな教育プランを考える必要があるが、どうしていくのか見当もつかない状況である。

今後、当院はどのような病院を目指していくのか。現在は、様々な業務改善が行われており、手探り状態である。この手探り状態でスタッフが振り回されて疲弊することが懸念される。その1人が私であるのだが・・・。

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