看護師の資格を持って働ける場所には何があるのか?
- 病院
- 診療所
- 介護施設
- グループホーム
- 在宅リハビリテーション
- 訪問看護
- クリニック
- 学校
- 保育園
- 企業など
私が住む地域では、上記に記載してある中で病院からクリニックまでが選択肢にあがる。他の就職先は田舎ではなかなか求人も無く難しい。クリニックも美容クリニックは存在せず、内科や整形のみのクリニックである。転職を考えたときに、上記を選択肢にいれながら、働く時間や通勤時間、給料、仕事内容など何度も想像していた。
私の中の想像を一つ一つ見ていく。まず、病院勤務は・・・。給料は今まで積み上げてきた給料が貰え、年収も上がってきており強みである。しかし、病院経営が赤字であるため今後の見通しができない。また、入院患者を増やしても、少ない看護師で日々の業務を行うにはかなりの身体的、精神的ストレスが大きい。夜勤や残業など帰宅時間も遅くなるなど、生活リズムの乱れが健康を害する恐れがある。レポート提出や部署目標への取り組みなど毎年あり、日々の業務以外の仕事に追われることがある。また、人数も多いため人間関係の悩みは尽きない。定年まで同じように働ける見込みがもてない。などのデメリットが多い。
診療所は・・・。自宅から近く通勤のストレスはない。給料が下がるにも関わらず、夜勤等やることは総合病院とほぼ変わらない。
介護施設/グループホームは・・・。田舎では高齢者率が高く、それに伴い認知症も多く対応に追われることが多い。夜勤や、呼び出しもゼロではなく生活リズムは整わない。給料は下がる。
在宅リハビリテーションは・・・。給料が特に低く、本来の看護師としての仕事はできず、モチベーションを保てない。
訪問看護は・・・。給料はそれほど下がらない。また、残業も少なく、個々にあった看護が提供できやりがいがもてる。夜間の呼び出しがあり、生活リズムがやや整いにくい。
クリニックは・・・。給料は下がる。中休みの時間があるため、1日の拘束時間が長いのがデメリット。外来患者のみの対応であるため、急変や退院調整などのストレスがない。
以上を考えると、自分がやりたい仕事とは何なのか、何を重視していきたいのかよく考えていかなければならない。将来どういう生き方をしていきたいのか、看護師は続けるのか、全く違う業種に就くのか、たくさん悩んで、たくさん情報収集して、たくさん想像して、後悔のないようにしていきたい。
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