目標管理とは
目標管理とは、従業員自身が主体的に目標を設定し、達成度合いによって成果や評価を管理するマネジメント法である。組織目標と個人目標を連動させることで、社員のモチベーションの向上、能力開発、そして会社全体の業績UPを目指したものである。
目標管理シート
上から組織目標、部署目標、個人目標とすべてが関連して考えれるようになったシートを作成していく。個人目標が決まったら、行動目標、行動計画、成果目標、基準値、成果と関連づけて考える。これを踏まえ、毎月の行動計画を考え計画的に動けるようにしていくのが目標管理シートである。
この目標管理シートを毎年使ってみて感じたこと。それは、自分から取り組みたいと思った内容でないと計画的に動けないということ。組織目標や部署目標と関連付けて考えるため、強制的に個人目標の行き先が決まってきてしまうというものである。個人が何に取り組みたいのか、何が足りないと思っているのか、どうしていきたいのかという思いがなければ目標など書けない。強制的に考えた目標など、やる気も起きず計画通りに進むはずがなく、仕事だからやっているだけになってしまう。それでは、達成感はなく、仕事のモチベーションも上がらないだろう。毎年のように「今年は何に取り組もう」「何もやってないからどうしよう」という声がちらほらと聞こえてくる。これでは、よい成果は得られないのは容易に想像がつく。ただ形式的に目標を設定し、計画して何となく行動し、とりあえず成果を出すという流れになってしまう。では、どうしていけばいいのか。
個人が、仕事に対し不満に思っていること、直したいと思っていること、やりたいと思っていること、これらから具体的に抱えている問題を洗い出し、それを目標にしていけばいいのではないか。必ずしも、大きな組織、部署の目標に近づけようとするのではなく、個人が抱えている仕事の問題を解決していくことで、組織の問題の解決に繋がっていく。道のりは長いかもしれないし、短いかもしれないが、それぞれの期間があっていいのではないか。要するに、型にはめて考え過ぎである。会社員たるもの、型通りに目標を設定し、計画し、評価する。もう時代遅れの考え方であり、すべての人に当てはまるはずもない。もっと自由に設定し、自由に考えていけるスタイルになることが必要である。
目標管理シートは必要なのか
目標管理シートがあることで、目標に向かって計画的に進め、評価できる。計画通りに進まなくても修正を行い、目標達成に向けて進めることができ、新たな課題を見つけることができるため、目標管理シートは有効である。しかし、目標が自ら取り組みたいと思った内容でないとモチベーションは上がらないため、目標設定は柔軟に考える必要があり、それを組織も受け止める必要がある。
組織として取り組みたいことを掲げ、それを具体的に説明し組織と個人がお互いに一つの方向へ向くことが重要である。たとえ、組織としての目標に遠い個人目標であったとしても、のちに組織へ繋がる目標であるとことが感がられるなら、柔軟に考えを取り入れていく必要がある。従業員の主体性を尊重し、モチベーションの向上に繋げ、個人の能力開発には必要なものである。

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