看護師不足の原因は何か

看護師不足の主な原因は、高齢化社会による看護の需要と、業務負担の大きさ、不規則な勤務形態、それに伴う高い離職率である。もっとも、私も2025年12月末をもって退職するため、看護師不足の原因となっているのだが、自身の心身の健康維持のために退職するため仕方ないところではある。

高齢化社会と看護ニーズの増加

2025年10月1日現在、日本の高齢化率は29.3%である。これは、総人口1億2,380万人のうち、65歳以上の人口が3,624万人に達していることを意味する。2060年には高齢化率が40%ほどを占めるとされ、看護師の需要はさらに高まることが予想できる。日本の高齢化が進み、医療や看護を必要とする人の数が増加し、看護師の需要が高まっている。看護師の需要は、病院だけに留まらず介護施設、在宅医療にも拡大し、看護師の役割がますます重要になってきている。しかし、看護師の数が需要に追いついていないのが現状である。

業務負担の増大

超高齢社会により医療や介護の需要が高まっており、看護師一人当たりにかかる業務負担が大きくなっている。そこに認知症の増加も伴い、注意を払わなければいけない時間や介護の負担も増加している。他には、看護師の業務は他の業種と比較しても範囲が広く、仕事量が多い。診療の補助や患者の看護など医療や介護ばかりでなく事務仕事も伴い負担が多いのが現状である。夜勤では少人数の看護師で病棟巡回をするほか、ナースコールの対応や、緊急対応、認知症患者の対応など業務負担が多く、休憩時間も十分に取れないままの勤務となることも多く負担はさらに大きくなる。

不規則な勤務形態

日勤・準夜勤・夜勤などの不規則な勤務形態が多く、プライベートとの両立が困難な状況である。また、オンコールで呼びだれ、緊急対応する場合もある。毎日異なる勤務形態は心と体への負担も大きい。

高い離職率

労働環境や勤務形態が原因で「辞めたい」と感じている看護師が多く、これが離職率の高さに繋がっている。また、同僚が退職することで負担が増え、さらに退職を招く「連鎖退職」も問題となっている。

賃金の低さ

責任の重さや不規則な勤務形態にも関わらず、賃金が低いことも離職の理由の一つとなっている。

復職の難しさ

一度離職すると、医療の進歩に伴い知識不足の不安や技術面での不安がある。また、子育てと両立しながら不規則な勤務形態を乗り越えていくにはハードルが高い。

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